前半戦振り返り1-1.引き分けの多さ

移籍の噂だけはいつも早くから出ているローマを応援するブログ、第三回です。


移籍マーケットがオープンしました。
すでに前回のブログでも書いた通り、イトゥルベはおわれるようにして!?ローマを去っていきました。
放出の一方で、加入の噂もちらほらとでてきています。
(1/4時点ではどうやらWGの獲得に積極的に動いているようです。)
なんでもジェノアのペロッティ、ACミランからのローンでモナコへ出向中のエル・シャーラウィがチーム間合意やら後釜確保待ちとか。


ただ、「補強ポジションはそこなのかサバティーニ!」
といいたいわけです。
新スタジアム建設で補強予算があまりとれないというチーム事情を考えると、補強したいポジション全てに選手を獲得することは不可能です。優先順位をつけながらいくつかに絞って補強するというのが現実的なプランでしょう。ここで成功すると後半戦へのブーストになります。ですから1月の移籍マーケットの内容いかんで今シーズンスクデットがとれるかどうかに関わってきます。そこで今回から数回にわけて1月の補強について書いていきます。


まずは補強ポイントを挙げる前に前半戦を振り返って現在のチームの問題点をあぶりだしましょう。
☑引き分けの多さ
(17節終了時点)


5位ローマ(勝ち点32)

  1. 9勝5分3敗
  2. 32得点18失点
  3. 1試合平均1.8得点1.05失点


1位インテル(勝ち点36)

  1. 11勝3分3敗
  2. 23得点11失点
  3. 1試合平均1.35得点0.65失点


ローマが引き分けた相手は、(A)ヴェローナ戦1-1、(H)サッスオーロ戦2-2、(A)ボローニャ戦2-2、(A)トリノ戦1-1、(A)ナポリ戦0-0。正直、ナポリを除けば勝てた相手ですよね。いわゆる「とりこぼしの引き分け」が5試合の内、4試合も!


引き分けの内容を見てみると、問題点が3つ。
☑点はとるが勝ちきれない
ヴェローナ戦1得点、サッスオーロ戦2得点、ボローニャ戦2得点、トリノ戦1得点、ナポリ戦無得点。 アウェイでのナポリ戦以外の4試合では得点を挙げています。



☑精神的に負担がかかった試合の直後の試合で集中ができない
ヴェローナ戦はサッスオーロ戦はCLバロセロナ戦後、ボローニャ戦はローマダービー後、ナポリ戦はCLバテボリソフ戦後に戦っています。さらにヴェローナ戦はセリエ開幕戦。どうも精神的にあまり強くないチームのようです。


☑先制点が奪えない
ヴェローナ戦、サッスオーロ戦、ボローニャ戦はすべて先制点を許しています。不利な展開からのなんとか追いついての引き分け。よく追いついたのか入りをよくすればよかったのか…


この課題をどう解決するかは次の記事で。